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脇汗のお悩み解消!

現在は誰でも汗で悩む時代です。
脇汗の仕組み、脇汗の原因を理解して、
自分にあった脇汗対策をして、汗で悩まない日々を送りましょう。
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脇汗、漢方で治す《防已黄耆湯》
防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)は体の水分循環を改善し、疲れや痛みをやわらげます。汗かきで疲れやすく、色白で太りぎみの人に向く処方です。
具体的には、肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、肥満症(筋肉に締まりのない、いわゆる水太り)、多汗症などに用います。また、そのような症状をともなう腎炎やネフローゼにも適応します。
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。防已黄耆湯の構成生薬は、下記の6種類です。主薬の“防已”は、体の水分循環をよくして余分な水分を取り去るとともに、痛みを発散して治します。“蒼朮”も水分循環をよくする生薬で、“防已”の作用を助けます。もう一つの主薬“黄耆”には、滋養強壮作用のほか汗を調節する作用があるといわれます。さらにこれに、胃腸によい“生姜”と、緩和作用の“大棗”および“甘草”が加わります。これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。病院では、煎じる必要のない乾燥エキス剤を用いるのが一般的です。 
防已(ボウイ)
黄耆(オウギ)
蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)
生姜(ショウキョウ)
大棗(タイソウ)
甘草(カンゾウ)
“防已”と“黄耆”を主薬とする湿証向け方剤です。いわゆる水ぶとりタイプの女性に用いられることが多いです。漢時代の「金匱要略」という古典書で紹介されています。
適応証(体質)は、虚証(虚弱)、湿証(水分停滞)となります。
 
配合生薬の甘草の大量服用により、浮腫(むくみ)を生じたり血圧が上がってくることがあります。複数の方剤の長期併用時など、念のため注意が必要です。咳や息切れ、呼吸困難、発熱、ひどい倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる、といった症状に注意し、そのような場合はすぐ医師に連絡してください。

 

 
| 多汗症対策 漢方薬 | 08:57 | comments(0) | - |