2016.02.17 Wednesday
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脇汗のお悩み解消!現在は誰でも汗で悩む時代です。
脇汗の仕組み、脇汗の原因を理解して、 自分にあった脇汗対策をして、汗で悩まない日々を送りましょう。 2016.02.17 Wednesday
ワキ汗、漢方で治す《黄連解毒湯》
黄連解毒湯
黄連解毒湯は、体の余計な熱を取り除いたり、緊張を和らげる効果があると言われています。 多汗症の大きな原因に交感神経の過剰反応があげられるので、緊張を和らげることによって多汗症の症状を軽減させる効果があると考えられています。 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は、体内にこもった余計な熱を冷まし、消炎、鎮静、解熱の作用があります。 二日酔い、高血圧症、不眠症、胃炎、胃酸過多、皮膚の化膿症、動機などに用いられます。 「黄連解毒湯」の効果 高熱、うわごと、鼻血、吐血、皮膚の化膿症、頭痛、耳鳴り、高血圧症、不眠症、ノイローゼ、二日酔い、胃炎、口内炎などの改善に。なお臨床では、赤痢や肺炎、泌尿器感染症などにも用いられます。 「黄連解毒湯」に入っているもの 黄連(キンポウゲ科の根茎)、黄ゴン(シソ科の根)、黄柏(ミカン科の樹皮)、山梔子(アカネ科の果実=クチナシの実)。 2014.02.07 Friday
漢方で脇汗を改善する
西洋医学ではそれほど重要視されていない汗ですが、東洋医学では昔から汗のかき方を健康のバロメーターとして診断法に取り入れられてきました。東洋医学では汗のかき方で体質を決め、治療法、つまり体質にあった漢方薬が処方されます。
ですから、その人の体質と漢方薬が合っていれば症状は改善されるので、多汗の治療に有効なケースも少なくありません。 東洋医学の考え方は、とても奥が深く、一言で語ることは難しいものです。 しかし、あえて簡単に言うならば、病気や身体の不調が現れるのは、全身のバランスが崩れてしまっていることが原因である、ということのようです。よって、そのバランスを自然に近い形で、本来の姿に戻していこうとするのが漢方(漢方薬)の働きになります。これは、多汗症の場合にも効果が期待できるものとして考えられています。しかし、一般の薬とは違い、効果が見られるまでは長い時間がかかります。また、個人差が大きくありますので、同じ症状、訴えの人でも、人それぞれで処方内容は変わってきます。 多汗症になりやすい体質を根本から改善させようと考える人には、漢方(漢方薬)という手段も一つの手助けになることと思います。 2013.08.29 Thursday
脇汗、漢方で治す《柴胡加竜骨牡蛎湯》
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、上半身に熱がこもりやすく、肝の高ぶりがあるタイプの精神不安、動悸、不眠、めまい、のぼせ、ヒステリー、ノイローゼ、更年期障害、てんかん、小児の夜泣きなどの改善に役立ちます。
「柴胡加竜骨牡蛎湯」に入っているもの
柴胡(セリ科の根)、黄ごん(シソ科コガネバナの根)、半夏(カラスビシャクの塊茎)、茯苓(サルノコシカケ科の菌核)、桂枝(クスノキ科のケイの若枝や樹皮)、人参(オタネニンジンの根)、大棗(クロウメモドキ科の果実)、生姜(ショウガの根茎)、大黄(タデ科ダイオウなどの根茎)、竜骨(大型哺乳動物の骨など)、牡蛎(マガキなどの貝殻)
「柴胡加竜骨牡蛎湯」が合わない人 精神不安の症状があっても、虚弱体質や肝の高ぶりがない人には効果的ではありません。 ■ 飲む時間 一般的には食事と食事の間の空腹時、食事をする1時間前など、お腹が空で胃に吸収されやすい時期に飲みます。胃腸が荒れやすい人には食後、排便をうながすタイプの漢方には、空腹時の服用を勧める場合もあります。なお、食間に飲み忘れたときは、食後でいいので飲みましょう。 胃腸虚弱、体質や症状に合わない、西洋薬との併用、アレルギー体質などの場合、不快な症状が出ることがあります。ちょっとおかしいな、と思ったらすぐ服用をやめ、漢方の専門家や処方してくれた医師に相談しましょう。 精神性発汗、特に汗を予想する不安(予期不安)を取り除くために精神不安に効果のある柴胡加竜骨牡蛎湯が役立ちます。 2013.07.29 Monday
脇汗、漢方で治す《防已黄耆湯》
防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)は体の水分循環を改善し、疲れや痛みをやわらげます。汗かきで疲れやすく、色白で太りぎみの人に向く処方です。
具体的には、肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、肥満症(筋肉に締まりのない、いわゆる水太り)、多汗症などに用います。また、そのような症状をともなう腎炎やネフローゼにも適応します。
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。防已黄耆湯の構成生薬は、下記の6種類です。主薬の“防已”は、体の水分循環をよくして余分な水分を取り去るとともに、痛みを発散して治します。“蒼朮”も水分循環をよくする生薬で、“防已”の作用を助けます。もう一つの主薬“黄耆”には、滋養強壮作用のほか汗を調節する作用があるといわれます。さらにこれに、胃腸によい“生姜”と、緩和作用の“大棗”および“甘草”が加わります。これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。病院では、煎じる必要のない乾燥エキス剤を用いるのが一般的です。
防已(ボウイ)
黄耆(オウギ)
蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)
生姜(ショウキョウ)
大棗(タイソウ)
甘草(カンゾウ)
“防已”と“黄耆”を主薬とする湿証向け方剤です。いわゆる水ぶとりタイプの女性に用いられることが多いです。漢時代の「金匱要略」という古典書で紹介されています。
適応証(体質)は、虚証(虚弱)、湿証(水分停滞)となります。
配合生薬の甘草の大量服用により、浮腫(むくみ)を生じたり血圧が上がってくることがあります。複数の方剤の長期併用時など、念のため注意が必要です。咳や息切れ、呼吸困難、発熱、ひどい倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる、といった症状に注意し、そのような場合はすぐ医師に連絡してください。
2012.12.01 Saturday
多汗症に効く漢方薬
病気や身体の不調が現れるのは、全身のバランスが崩れてしまっていることが原因である、ということ。よって、そのバランスを自然に近い形で、本来の姿に戻していこうとするのが漢方の考え方。
これは、多汗症の場合にも効果が期待できると考えられています。
ただ、一般の薬とは違い、効果が現れるまでには長い時間がかかります。個人差もあるので、同じような症状を訴える人でも、人それぞれで処方内容は変わってきます。
多汗症になりやすい体質を根本から改善させるには、漢方も一つの手助けになることと思います。
多汗症に効く漢方薬
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
発汗のバランスを整えて、全身性の発汗を抑える効果があります。
虚弱体質な人向けの漢方薬になります。 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
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